かむるーぷすの登山

紅葉の天狗原山・金山 03.10.04



□行程  かむるーぷす発(6:00)−登山口・標高1200m(7:10)−天狗原山・2197m(11:30着 昼食12:10発)−
      金山・2245m(12:55着 13:10発)−登山口(16:30着)  所要時間9時間20分
□天候  晴れ→曇り→霰(あられ)→雪→雨
□参加者  7名


 かむるーぷすの登山教室、天気予報では晴れマークだったのだが・・・・・・???
登山口の駐車場には2台の車しか停まっていない。隣の雨飾山はきっと満車、そして、大混雑のことでしょう。こちらは、静かな山旅が出来そうだ。天気も良いし、のんびり行こう!
ブナ林のつづら折れの急登をゆっくりペースで行く。ブナも少し色付いているが、紅葉にはまだ少し早いようだ。標高1700mまで登ると、サラサドウダンの見事な紅葉が現れる。どんな栄養剤よりも疲れた身体には効く、本当にきれいだ!ここまで来ると、ブナ林から岳樺・オオシラビソ帯へと変化していく。途中、ロープや梯子も出てくるが、雨飾山と違って、登山者とはぜんぜん会わない。登り始めに見えていた北アルプスの山並みも、下から沸いてくる雲で遮られてしまった。そのうち、空からポツリポツリと落ちてきた。確か、今日は晴れマークがずらりと並んでいたはずなのに。雨男K氏もいるが、まさか雨になるとは・・・・?
 天狗原山には11:30着。先客の登山者に「大勢で来たね!」と声をかけられたが、ここでは7名は団体扱いかな? そのくらい、登山者は少ない。あとで、今日の登山者を計算したが、合計13名しかいなかった。我々は過半数を占めていたことになる、凄いことだ!隣の百名山・雨飾山はどのくらいの登山者が入山したのだろうか?確かに、雨飾山も名山だが、こちらの天狗原山・金山も、それに劣らない良い山と思うのだが、雨飾山の陰に隠れて訪れる人も少ないようだ。
天狗原山の頂上は笹が茂る台地状になっている。天気が良ければ眺望は絶品なのだが、今日はあいにく何も見えない。用意していったスープパスタにお湯を注ぎ、おにぎりを食べ始める。今日みたいな日には、暖かいものが一番、山の上で食べるものは本当に美味しい。
 金山へは、ここから40分ほどの行程。100mほど下って、200mの登りとなる。ここからは火打山や焼山が直ぐ近くに見える。高谷池ヒュッテも確認できた。火打山の紅葉は、こちらよりも進んでいるようだ。無事、金山(2245m)に到着、1時ちょっと前である。気温も下がっているので、10分ほど休憩しただけで下山を開始。同じ道を帰るのであるが、途中からパラパラと激しい音と共に霰が降ってくる。そして、雪もちらほら、大変な日になってしまった。雨具を付けて、歩いていて、ちょうど良い体温が保てる。雨で濡れた登山道は滑り易い。慎重に下りているので、下りといえども時間がかかってしまう。ドロドロになりながら、登山口に到着したのは午後4時半、もう、薄暗くなっていた。帰りに、若栗温泉に浸かり、疲れた身体を揉み解す。長い一日でした。参加されたみなさん、本当にお疲れ様でした!



サラサドウダン(ツツジ)

急登も、なんのその・・・♪♪♪・・・?



ブナ林も紅葉が始まっている

火打山方面の紅葉



♪雪や・・・・霰や・・・・♪

金山登頂おめでとうございます!

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