一滑り終えて  やっぱり北斜面はイイ!

白鳥山テレマークスキーツアー  04.02.20

 昨日に引き続き、日本海に限りなく近い白鳥山へ。昨日の鍋倉山ツアーの帰りに「いい山があるのだけど、明日どう?」と菊地氏に。ツアーの余韻が残っている時に言われれば、Goに傾いてしまうのは当然のこと。ありとあらゆる努力をして今日も参加した面々は昨日のメンバーと酒井氏。白鳥山は白馬連峰より日本海の親不知海岸に続く栂海新道にある名山。標高は昨日の鍋倉山と同様の1280mしかないが、今日は海に近い標高200m地点から登らなければならない。ルートが確立していないので、過去の記録から判断する。やはり、標高の低い所から登るということは藪山を登らなければならない。その上、少雪と緩んだ雪で往生する。しかし、林間を抜けて稜線に出ると快適になってくる。滑走するルートを探りながら、撮影もしながら登頂には5時間を要した。2月とは思えない陽気にのんびり出来るのだが、雪質が心配になってくる。しかし、景色は北アルプスの懐に飛び込んでいるので素晴らしい。春霞が掛かっていなければ日本海も見渡せることでしょう。朝日岳の大きな山容とそれに続く栂海新道がこちらに向かってくる。
 さて、滑降となるわけだが、心配もよそにいいパウダーである。ヤッパリ北斜面はいい!滑走してはトラバース、それを繰り返しながら登ってきた稜線に入り込む。登りで苦労した分、その見返りは付いてくるものです。満足の滑りをしたあとは、また濃い林間へ。重たい雪に悩まされ車に戻ったのは3時半、疲れた!でも、よかった!





朝日岳と栂海新道

一番奥に剣岳が見える



山頂の非難小屋


石木田氏と酒井氏の滑りです


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