第1第3水曜会  Vol.2 「雪洞研究」   03.01.15
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 岳樺の樹皮はきれいに脱皮します。モノトーンの世界にほのかな灯りを見つけた感じでしょうか。

大雪の中での自然観察、探索となりました。
今回のテーマは「雪洞の入り口は風下or風上?」
これについては先日、山の先輩に「雪洞の入り口は風上が良い!」と聞いたからで、今までは風下に作るのが常道と認識していたので、どうしてもその真意を確認したかった。
風は斜面に沿って駆け上ってくるので、入り口から入らない、そのまま通過してしまうのか?
確かに、風下は風が巻き込んで雪をたくさん落とすことになるし、風も進入しそうだ。
と言うことで、吹雪の中を元気に出発、雪降りもこれまた楽しである。




いきなり膝上のラッセルに、吹き溜まりは腰まで達
し、ここまで積もると雪の重さを感じる。




        風上の斜面を掘り始める





 せっかく掘ったのに新雪の天井が半壊、今度はL型
 作戦に切り替え


             完成です!


本日の結論
風向きが一定していなかったので、なんとも結論が出せない状態ですが、「風が侵入しないことはない」
と言うことは判りました。それと、L型はかなり良さそうですが、これまたベストかどうかは?です。
いずれにしても、そう簡単にいかないところが自然、この雪洞がどう変化するか機会を改めて観察に行き
たいと思います。これからも好奇心の赴くまま歩んでいきたいと考えています。
興味のある方はご一緒しましょう!
次回は2月5日(第1水曜日)です。

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