バックカントリーツアー 若栗コース  02/04/07
今回は登り返した所から若栗ゲレンデを目指さず、黒川沢上部をトラバースして本コース(崩落入口)に入る。雪も締まっていて滑りやすい。いつも、ザブンザブンの雪に悩まされていたが、今日は快適。私のテレマークスキーもバックカントリー慣れしてきてだいぶ快調になってきた。この調子だとまだまだ続きそうだ。今日は天気も良し、滑りも良しで★★★
今年2回目の若栗コース。まだ一般的なコースではないが、登り2時間弱でかなりの滑降を楽しめるのでなかなか面白いコース。ボードでも十分楽しめそう。
今日もテレマークスキー最強コンビ、赤堀師匠との共演。昨夜からの雨も上がり、今日は晴れそう。初めの登り、ヒヨドリ峰までは全くのホワイトアウトの状態。慣れているので間違うことはないが、念のため早稲田小屋でコンパスをセット。岳樺からシラビソ帯に入るとコルももう直ぐだ。ここの景色はなんとなくカナダ的で好きだ。コルにつく頃にはガスも晴れて、北アルプスの山並みも見えるようになる。今日も最強コンビの伝説が立証された。コルからは、今日これから滑るコースの全貌が見え、気分も高揚する。雨飾山から高妻山までアルプスの山容とはまた違った、たおやかな山並みが展開する。ダイナミックなアルプスも良いが、こちらも日本的でなかなか良い。景色を堪能していると、人声が聞こえてくる。このコースを知っているのはそう多くはないはず。先頭で来るのは同じガイド倶楽部の親分ナベさんだ。聞くところによれば、ガイド倶楽部のツアーで、昨日は大渚山、今日はこちらだそうだ。でも、確か今日は雨飾山P2ではなかったか?どうやら、みんなで下見をした時に気に入ったのでこちらに変更したようだ。考えることは皆同じ。我々はのんびり行くことにして、みなさんに先に行ってもらうことにする。鈴木さんのカッ飛テレマークを見て我々もいざ出陣!
なかなか幻想的な岳樺林、巨木も多い
シラビソの樹林帯からアルプスの山並みが見える
最初の斜面を滑り終えて、正面に高妻山を望む
最初の斜面をカッコ良く決めている赤堀師匠、今日は調子良さそう!
標高差450mを滑り終えて
雪の状態もまあまあ、調子も出てきた。昼食をとって、それから登り返し1時間。
楽な登りを1時間、さあ〜、これからまた滑降だ!
山麓は雪も消え春の気配、でも我々は雪山の中
稗田山の大崩落跡、ちょっと異質な景色にも遭遇できるこのコース
黒川沢入口
最近誰も入っていないようだ
雪も締まっていて滑りやすい
堰堤下のスノーブリッジを渡る
だいぶ雪融けが進んでいるので、あと何日保てるか?
白馬乗鞍スキー場直前の土砂崩れ
ここで初めてスキーを外す、靴が泥まみれ

ペンション かむるーぷす   テレマークスキー