ガイド倶楽部のバックカントリーツアー 蓮華温泉 02/04/13.14
今回のコースは蓮華温泉宿泊の人気コース。第二土曜日なので蓮華温泉小屋も混雑が予想される。途中で会ったラッピーの松本さんたちは風吹大池小屋に泊るとの事。私達のパーティーは総勢15名、ロープウエイ栂池自然園駅までキャットスキー(キャタピラーに乗車)で1時間程の歩きを省略。先行したパーティーを次から次へと追い抜き、羨望(嫉妬or非難?)のまなざしでみられる。でも、この1時間の余裕が後々まで効いてくる。天狗原までが非常に楽チンである。あとは蓮華温泉まで滑り込めば良いだけ。
今年から始まったキャットスキー。楽チン、楽チン、先行したパーティをどんどん追い抜いて行く。でも、天狗原までにまた追い抜かれたようだ。
天狗原直下の登り、本日唯一の踏ん張り所
天狗原に到着、低気圧の通過で天候が悪化、風も強くなる。昼食は少し下って摂る事に。
天狗原直下の大斜面、先ずは小手調べ。昨日の雪が10センチほど積もっているが、先行者が多く荒らされたゲレンデ状態。でも久しぶりの新雪で気持が良い、雪の降りも強くなってきた。
雪降りも激しくなってきたが、二滑りしたのでここで昼食を取る。みなさんも滑りを堪能した様子。
振り子沢下部
あとは蓮華温泉に向かって一直線
蓮華温泉は大賑わい
4時前に到着、しかし蓮華温泉小屋の前に並べてあるスキー板の数といったら大変なもの、この時期にこれだけ集まるのだから感心させられる。ヤッパリ、温泉があるからなのでしょう。疲れた身体にはこれが一番。顔見知りも何人か出会う。石木田氏も20名の大所帯で乗り込んでいた。それにしてもテレマーカーが確実に増えているようだ。なかなか良い傾向、我々ガイド倶楽部のガイドも今日は3人ともテレマークである。夜は酒を飲み、ひとしきりテレマーク談義に花を咲かせる。温泉と酒と山に集う仲間達の談義、本当に良いものだ。これがあるから山スキーは辞められない!
翌朝蓮華温泉小屋前
今日は天気が良さそう、天狗原まで登り返して若栗コースへ。
今日の登りは昨日とは違う、4時間かけて天狗原まで。
天狗原直下
振り向けば乗鞍岳の雄姿が
気持ち良くテレマークターンを決めているナベさん。先頭は大変だと言いながら、誰も滑っていないバーンを楽しんでいる様子。
まだまだ続く大斜面、みなさんも今日は楽しそう。
十分滑ったあとの一登り、でもまだまだ滑りが楽しめるからこのコースは楽しい。
ブナ林に変わってきたので標高は1500メートル辺りか?この斜面もなかなか楽しむことが出来る。
だいぶ林が密になる。そろそろ疲れも出てきているので気を付けて滑ろう!
林道の出合
雪が辛うじて付いているが、もうそろそろ限界。
若栗ゲレンデに到着
お疲れ様! 笑顔が楽しさを表していますね、ありがとうございました!!