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ログハウスのペンション誕生物語 白馬 P.かむるーぷす | |||||||||||||||||||
1986年4月、ログ工法が建築基準法で認可されることとなり、長年の夢であったログハウスのペンション建築が可能となった。 1986年3月行動を開始、山梨県武川村ログハウスプランナーに建築を依頼する。 しかし、法律は出来ても確認申請がなかなか 受理してもらえず、結局、9月末に確認申請が通り、10月から工事開始、 12月25日完成、徹夜で迎えた12月26日のペンションオープンという慌しい運びとなってしまった。 今でも、丸太の皮むきやプレハブ小屋に寝泊りしての大工仕事などが、木の香りと共に懐かしく思い出されます。 当時は夢中だったこともあり、辛いとか疲れたなどとは一度も感じたことはなく、一瞬の出来事だったように思われます。 驚異的な速さでログ加工をしていただいた関根さんとスタッフの皆さん、親切にご指導いただいた設計士の春日さん、 一緒に建築や木工を手伝っていただいた先輩の本多さん、建設期間中やペンションの開業のことでお世話になった ありえすかの阿部さん、その他たくさんの方達の励ましやご協力でログハウスが完成したことに感謝しています。 そして、何よりもこの時の気持ちを大切に、これからもペンションを営んでいこうと考えています。 1999.10.15 / 記 |
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丸太の皮むきカナダから運ばれてきた原木(ダグラスファー)の皮むき。仮組み現場(山梨県武川村)での 作業、ドローナイフを使うのだがこれがなかなか 重労働。1本3,000円で高校生のアルバイトが 頑張ってくれた。 1986年10月26日 武川仮組み現場 |
ログの仮組チェーンソーで丸太をカットし、丸太を組み上げる。10人のスタッフ総動員で1日1段半、1週間で 仮組み完成。 1986年10月26日 武川仮組み現場 |
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ログの本組みクレーン2台を使っての本組み。あっという間にログ組みが終了。今まで、基礎だけしかなかったのに、 1日で建物の全容現れ近所の人たちは驚いていた 様子。基礎は仮組みと同時進行、既に出来上がり ログを待っていた。 1986年11月1日 現在地 |
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ログの運搬仮組みした丸太を解体、大型トラックで白馬まで運搬。この時のトラックの大きさには驚きましたが カナダではこんなトラックが丸太を満載してたくさん 走っていました。この事は木がたくさん切られてい ること、少し寂しい気持ちにさせられました。 だから、この建物を大切にすることで切られた木に 報いたいと考えます。次世代の木が育つまで・・・。 1986年11月1日 現在地 |
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トラスの組み立てトラスはダイニングから確認できます。1986年11月2日 |
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ログ本組み2日目はトラス加工と棟上げ、若いスタッフ達は休む暇も惜しんで働いてくれました。 1986年11月2日 現在地 |
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トラスと棟上トラスと棟を上げ、開口部を開ければログ組みは完成。後は大工さんの出番。 2日間でログ組みが終了、ご苦労様で した。 1986年11月2日 |
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屋根葺き早くも初雪が降る、まだ根雪になることはないが早く屋根を葺かないと・・・・・・。 大工さんはログ組みが2日間で終わると 考えていなかったようで、工期が1週間 遅れる。 1986年11月11日 |
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屋根の完成やっと屋根が完成、これで雪が降っても安心。後は内装と設備関係の工事。 1986年11月21日 |
1986年12月25日完成!ついに完成!あまりの忙しさのため、完成写真もなく翌年に撮った写真です。 現在、13年経ってだいぶ貫禄が出ました が快適に過ごさせてもらっています。 ログハウスの良さは素朴な温もりとやさし さにあると感じています。『ログハウスにし て本当に良かった!』 |
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